女神の纏足


ブシャーーーッ



「ぎゃっ」


思いっきり掛かり思わず奇声を発する



「つ、冷た…」


服はグショグショ


まぁ暑いからちょうどいい



悪戦苦闘しながら水を何とか汲み進める



あと少しという時にユニ様が帰ってきた




「…なんでそんな濡れてるんだ」



「思いの外難しんですよ?」


呆れた顔のユニ様に教えてあげると頭を撫でられた



「貸して」



そう言って入れ物を取ると器用に水を入れていく

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