君の隣で…
「あ!宿題があったんだった!またねっ」
2人とも話すことが無くて、重い雰囲気になってしまったので 宿題という理由をつけて、私は自分の部屋に戻った。
宿題なんて本当はないんだけどね。笑
帰る時にりゅうを見たけど、彼は何も言わずに毛布にくるまり 寝ていた。
どうすれば、彼は振り向いてくれるんだろう。
告白すれば良いのかな?
でも、ふられたらどうしよう。
でも、言わなかったら何もはじまらない。
でも、彼が好きじゃなかったら…
でも…
「でも」が頭の中で ループしている。
私は 携帯を取り出し、「彼に振り向いてもらう方法」と 検索した。