白いジャージとオレンジジュース




徳田は目に涙をためて、大和に近付いた。





「叩いていいですか?」



静かにそう言った後、漫画のように派手な平手打ちを・・・・・・




バッチーンと音がした。






「え?」




呆然とする大和。




涙を流す徳田。






「君は?」





「徳田藍梨です。大和先輩に憧れている後輩の一人です。でも、たった今大嫌いになりました!!」





そう言って、部屋から出て行った。






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