白いジャージとオレンジジュース







「はははははっ!!」



「先生、キザすぎだろ~」





ふたりに突っ込まれた俺は、赤面してしまう。





本当に、何語ってんだか。



でも、そうなんだから仕方ない。





生徒じゃなければいいのにと願った。




でも、生徒だった。





好きになってはいけないとわかっていた。





相手は生徒なんだから、と。






だけど、止められなかった。






直が好きで、好きで、好きで。





大好きで。




愛してしまったんだ。






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