三種の神器‐戸嘴美園(こはし みその)の場合
さてアルコールの力を借りて七乃葉と大口を開けて存分に笑い合ううちに、美園の気持ちもすっかりと晴れて元通りになり、美園は改めて楓駕(ふうが)との付き合いを前進させる決心がついた。
「あのね、七乃葉私楓駕に『恋人昇格の受諾』を言う事にするわ。だって今夜で丁度返事の猶予期限の1ヶ月が切れるの。ちなみにこの1ヶ月私色々と悩んできたけれどやっぱり楓駕と一緒にいると落ち着くし、それに楓駕は表裏のない性格でとっても誠実な男性(ひと)なんだって事を、今回紫苑さんの件で再認識出来たしね」
と美園は七乃葉に楓駕に対する自分の気持ちを素直に伝えた。
「そっかあ。良いんじゃない。私も美園と楓駕君はとってもお似合いだって思ったしね」
と七乃葉はそう言って美園の決心の後押しをした。
「あのね、七乃葉私楓駕に『恋人昇格の受諾』を言う事にするわ。だって今夜で丁度返事の猶予期限の1ヶ月が切れるの。ちなみにこの1ヶ月私色々と悩んできたけれどやっぱり楓駕と一緒にいると落ち着くし、それに楓駕は表裏のない性格でとっても誠実な男性(ひと)なんだって事を、今回紫苑さんの件で再認識出来たしね」
と美園は七乃葉に楓駕に対する自分の気持ちを素直に伝えた。
「そっかあ。良いんじゃない。私も美園と楓駕君はとってもお似合いだって思ったしね」
と七乃葉はそう言って美園の決心の後押しをした。