三種の神器‐戸嘴美園(こはし みその)の場合
すると
「プッ!ギャハハハハハ。ヘンな顔。いるんだホントに。ババアって言うお魚!ギャハハハハァーマジうけるゥ」
と言うと七乃葉はギャン笑いを始めた。
「なんかババアの方は深海魚らしくて普通とは違う顔つきらしいの。ちなみに普段深くて真っ暗なトコに住んでいるから、何も見えないし何も見なくて良いから、目が退化しちゃってるんだって」
「ふーん。そうなんだ。だから深海魚の目って開いているんだか、閉じてるんだか訳解んないこんな変な目をしてるのね」
と感心をしながら言いつつ七乃葉の笑いは止まらず、どうやら笑いのネジが数本緩んでしまったかのような感じでもって、ずっとケータイを握りしめたまま七乃葉は画像を見てゲラゲラと笑い転げていた。
ちなみに隣の席のどうやら人間で言うと完璧に『ババア』の部類に入るであろう二人の婦人は、『ババア』と言う言葉を連発して大笑いしている美園と七乃葉のそんな様子を見て、明らかに怪訝そうな顔を二人に向けた。
「プッ!ギャハハハハハ。ヘンな顔。いるんだホントに。ババアって言うお魚!ギャハハハハァーマジうけるゥ」
と言うと七乃葉はギャン笑いを始めた。
「なんかババアの方は深海魚らしくて普通とは違う顔つきらしいの。ちなみに普段深くて真っ暗なトコに住んでいるから、何も見えないし何も見なくて良いから、目が退化しちゃってるんだって」
「ふーん。そうなんだ。だから深海魚の目って開いているんだか、閉じてるんだか訳解んないこんな変な目をしてるのね」
と感心をしながら言いつつ七乃葉の笑いは止まらず、どうやら笑いのネジが数本緩んでしまったかのような感じでもって、ずっとケータイを握りしめたまま七乃葉は画像を見てゲラゲラと笑い転げていた。
ちなみに隣の席のどうやら人間で言うと完璧に『ババア』の部類に入るであろう二人の婦人は、『ババア』と言う言葉を連発して大笑いしている美園と七乃葉のそんな様子を見て、明らかに怪訝そうな顔を二人に向けた。