三種の神器‐戸嘴美園(こはし みその)の場合
その紫苑の言葉に素早く反応した美園は
「あっ、紫苑さん珍道中ですか。って言うかそれってめっちゃ的を得てるかも?ですね」
と言って美園は大口を開けて笑った。
「でしょ。でしょ。じゃあ決まりね。旅行の日程とか細かいスケジュール他は楓駕(ふうが)君と美園さんにお任せするから宜しくね!」
「えっ!?紫苑義姉さんが考えてくれるんじゃない訳?」
と楓駕がやや不満気に言うと
「当たり前でしょう。だって私は父親に先立たれ親友からも裏切られて、今現在心の中に硝子細工のような、壊れやすくてもろい心を抱えているんだからねっ!」
と言った。
「あっ、紫苑さん珍道中ですか。って言うかそれってめっちゃ的を得てるかも?ですね」
と言って美園は大口を開けて笑った。
「でしょ。でしょ。じゃあ決まりね。旅行の日程とか細かいスケジュール他は楓駕(ふうが)君と美園さんにお任せするから宜しくね!」
「えっ!?紫苑義姉さんが考えてくれるんじゃない訳?」
と楓駕がやや不満気に言うと
「当たり前でしょう。だって私は父親に先立たれ親友からも裏切られて、今現在心の中に硝子細工のような、壊れやすくてもろい心を抱えているんだからねっ!」
と言った。