姉が作った薬のせいなのかおかげなのか…って!誰が感謝するか!という名の物語



「名前はなんていうの?」



な、名前!?


そういや女の子の名前なんて考えてもなかった



「は、ハル」


「ハルちゃん?」


なんとかごまかせた


「ハルちゃんかー
あたしは凛って名前だよ!
よろしくね!」



凛さんは笑顔だった。




その日はRAINを交換して解散した



さすがに男だということはバレるわけがない


凛さんの裸を覗こうとした罰なのか



このまま一緒に友達として接してしまったら男に戻った時、
きっと凛さんの中の根暗な遥斗に戻ってしまう



こりゃまずい


にしても裸見れたしたなー



それだけが俺の得だろう



いや、もう女ってことを気にしないで
とことん裸を見まくろうじゃないか!



んふふふ



こうして女としての1日を有意義にかつ
悪的に過ごしたのだった




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