姉が作った薬のせいなのかおかげなのか…って!誰が感謝するか!という名の物語



家に帰ると



「遥斗おかえりー」


ソファーに座りながらせんべいを食ってる姉貴がいた


「うわ!あんた誰!?」



そして俺の姿に驚く



俺はその無神経な態度に腹が立ち



【ガツーーーン!!!】



姉貴の脳天にチョップをした



「いてー!!!
わかったよ!もうふざけるのやめるよ!
でもいつもより痛くないの遥斗が女の子だからかなー!
かわいいやつめ!ぬははは!」


くそ!
凛さんにかわいいと言われるのと
姉貴にかわいいと言われるのでは
こんなにもうざさが違うのか!



「まあまあ座れや遥斗よ」


「お前スペース取りすぎだデブ」


「んだと!!153センチ45キロのどこがデブだ!!」


いきなり身長体重を発表する姉貴


まあいつも通りわけわからんな



とりあえず姉貴の隣に座る



すると座ると同時に


「女風呂でも覗いたのか?」


「ええ!!??」


な、なんでばれた!



「えーだってーお姉ちゃんも男に戻ったら
むきむきのマッチョ探しに男風呂行くもん」


やはり姉弟なのか

やることは同じみたいだ




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