姉が作った薬のせいなのかおかげなのか…って!誰が感謝するか!という名の物語
俺は部屋から出て
姉貴の部屋を乱暴に叩いた
【ドンドンドンドンドン!!】
部屋の奥から姉貴の声は聞こえない
【ドンドンドン!!】
【ドンドンドン!!】
【ドンドンドンドンドンドンドン!!】
あーよいっしょ!
【ドンドンドン!!】
【ドンドンドン!!】
【ドンドンドンドンドンドンドン!!】
三三七拍子の決まりー!!!
【バターーーン!!!!】
勢いよく姉貴の部屋のドアが開くとその勢いのまま顔面を強打する
「うるさいっての!!静かにしなさい!」
不機嫌な姉貴は怒鳴り散らすように声を荒らげた
しかし俺は姉貴に言わないといけないことがある
そう、ネットで見たあの言葉
恐怖の言葉を姉貴に言ってやるんだ