美味しいバイト
  実は私最短で結婚資金を貯めたいの。あっ、勿論私今現在ちゃんと普通のOLをしてはいるんだけれど、結構お給料の手取りが少ないのよね。だからバイトもしたいなって思ってたの」
  と薊は答えた。




「ふーん。そうなの。じゃあなたもやって見る?何なら私が手解(てほど)きをしましょうか?」
  とその女占い師が言ったので




「本当ですか?」
  と思わず薊の目がキラリと輝いた。




「ちなみに私は未麗(みれい)と言うの宜しくね」
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