クレオ
  それも奇跡的にあなたは視力を失う以外は足を骨折してただけだったわ」




  その雫の言葉に
「そんな。う・嘘だろ。父と母が死んでしまっただなんて……」 




  と翔は頭を抱え込み嗚咽を漏らしながら泣き崩れた。




  そして
「お願いだから今は僕を一人にしてくれ!悪いけれど雫出て行ってくれー!!!」
  と叫び翔は枕を雫に向けて投げつけた。
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