ケータイ小説を書くにあたって
「分かった。俺様執事にする。
それで、俺様執事ってどんな感じなの?」
「どんな感じってそりゃ、俺様な感じの執事よ。」
グッと親指をたてて、無理やり誤魔化そうとする友人Aに、私は深く嘆息する。
「俺様って言っても色々あるんじゃないの?どういう系統の俺様がみんな好きなのか知りたいの!」
「それは、やっぱアレでしょ。なんていうかこう…、ワイルド?
ワイルドな俺様!」
だんだん友人Aも楽しくなってきたのか、態度もいくらか協力的になってきた。