ケータイ小説を書くにあたって
「オッケー。じゃあ整理してみよう。
主人公は、ヤンキーだけど、執事もやってる俺様なターザン。」
「ターザン!?
結局ターザンなの!?」
「あれ、違ったっけ?」
なんかもう、色々設定がありすぎて、うまく整理ができなくなってきた。
「なんかさぁ、ギャップとかあった方がいいんじゃない?」
さすが彼氏持ちの友人A。
なかなか的確なアドバイスをくれる。
「ギャップかぁ…。」
「ヤンキーなのに、捨て犬拾うくらい優しいとか、そんなんね。」
うむ。
しかし、今どきそんな安直なギャップには誰も胸きゅんなんてしないと思う。
だからもっとぶっ飛んだ感じの…
「あ。
ねぇねぇ、俺様なのに、ドMっていうのは!?」