Endless holiday

翌朝目を覚まして、真っ先に気になったのは、今日が何日目なのかということである。


「おはよぅ」


やはり義之が先に起きていて、声をかけてくる。



「おはよう。なぁ義之」


起き上がった一騎は、まず一番に確認することにした。



「何だ？」



「今日ってさぁ、最終日だよな？」


「は？」


「いや、だから今日の夕方に帰るんだよな？」


「オマエさぁ、大丈夫か？　昨日ついたバッカリだろ俺たち」


呆れたような顔の義之を見て、一騎はガッカリした。


やはりまた２日目を繰り返している……。

そのときノックの音がして、女子たちが部屋に入って来た。