Endless holiday
一騎は大急ぎでズボンを履いた。


「ねぇご飯食べに行こうよ」
「ああ、そうだな」


奈々が義之に言って、義之が答える。


その姿を傍から見ていると、もう二人は付き合ってるんじゃないのかっていうくらい自然だった。


おそらく奈々も義之のことが好きなのかもしれない。


いつもの義之とは違い、ここに来てからの義之はちょっとカッコいいから、もしかしたらもしかする。

もちろん一騎は義之と奈々が上手く行って欲しいと思っていた。

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