Endless holiday
もっとも一緒にいられるのは明日の夜までではあるけど、告白となると、そんなに時間はない。


当初は、二日目の夜までに良い雰囲気に持っていって、告白するというプランでいたのに、

実際には上手くことを進めることが出来たのは、昨日の午前中だけだ。


「はぁ……」


ため息を吐いていたら、ドアがノックされた。


誰だろう?


そう思いながらドアを開ける。


「大丈夫?」


そこに杏奈が立っていた。

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