Endless holiday
絶望的な気持ちで部屋に戻り、布団に潜り込む。


残された時は、明日の夕方まで。


でも、昨日も今日もそうだったけど、日中はなかなか二人きりになるチャンスが少ないのだ。


こうなったら、みんながいる前でも、思い切って告白してみようか……。


そう思うけど、そんな勇気と根性がないのは、自分が一番分かっていた。


でも、どこかで勇気を出さないと、いつもの生活に戻ってしまったら、永遠にチャンスはないような気がする。


ツアーがもう一泊あったらなぁ……。


一騎はそう思った。

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