乱華~羽をくれた君~Ⅱ【完】

そこまで言われたらしょうがない。

友達のためだ、ここは康大が苦手でも我慢しなきゃ…


「わかった!頑張ってね!」


「ありがとぉお~」


舞香はあたしに抱きついた。


舞香にお願いされると弱いんだよね…

そんなに好きならうまくいってくれるといいな。



「じゃ、もう昼だし飯食おー!腹減った」


康大の希望であたし達4人はワッフルのお店に入った。


店内に入ると、ワッフルのあまーい香りが漂う。

ここはキャストがワッフルを焼いている姿を近くで見ることもできる。

ミッキーの形をしたワッフルが次々に出来上がっていく姿に、あたしは感動していた。


「ちょ!すごい可愛いーーーー!ねぇ、見た!?」


興奮して舞香にしがみついた。


…と思いきや。


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