「エリックは真子の隣の部屋ね?」

「はい

「はぁ」

「なんか手伝おうか?」

「ありがとう。じゃあ、お言葉にあまえて。」




かさかさ
「あ、あのさ、さっき本当にあたしの部屋に来なかった?」
「うん。いってない。」
「そっか・・」
「たぶん・・」
「なに?」

ガチャ。

「あ。」

「・・・・。」
「お帰り。ロー」

「えっ!双子だったの?」

「そうだよ」
 
そこにはエリックと顔はそっくりだけど、雰囲気とか髪型が全然違うローがいた。


「初めまして。」

「初めてじゃないわぁぁぁ!」

なんなんだこいつ。すごく嫌な予感しかしない・・
「・・いつあったっけ?」


「変態!!」

「あー、さっきの抱き枕か。おまえ気持ちよかったぞ。ムチムチしてて・・」

こいつ・・殺す!


「えー僕もしたかったなー・・」

・・え。何この双子。二人そろって変態?!
顔はイケメンでも、中身は魔物か・・


「っておい!
はぁ、疲れたから、部屋戻るわ。」


「真子待て。」
といい、私を抱き寄せるロー。

「ちょっ!」
押してもローは強く私を抱き寄せた。

バリィン!

ガラスが割れた。







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