ツンデレちゃん!!

予定ありますッ‼‼







次の日の風間は、至って普通だった。



いつものようにクール系男子を装って、昼休みが特に勢力を増す周りの女子達の黄色い声をうまくやり過ごしている。





あたしには、特になにも。

至って超普通。


昨日のが、嘘みたいだ。





なんて、弁当を食べながら思っていると、


「瑠奈ちゃん」


「ぅおっ⁉」




いきなり背後から、絵に描いたような王子スマイルで登場したのは、言うまでもなく、



「びっくりしたぁ…」





篠原だ。



「どうしたの瑠奈ちゃん」



篠原は、これまた爽やかに笑う。




あたしは一瞬殺気を感じたよ…。


どうしたの、とか、呑気に笑ってる場合じゃないし。





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