ツンデレちゃん!!
「…早川……その、昨日…は、その…」
「いいよ」
「え…」
風間は拍子抜けしたみたいに目をぱちくりさせた。
「めんどくさいから、いいよ」
「………」
「……や、でも…」
「いいって言ってんでしょ‼」
全然理解できていない顔で、風間は何回か頷いた。
…ていうか、こんなところでいつまでもぐだぐだやってる暇なんかない。
学園祭はまだ先だと思っていたら、あっという間に当日になる。
「ほら、練習練習!」
「よし、練習しよう!」
「あ、あぁ。そうだな…」
いよいよ、練習が始まった。