ツンデレちゃん!!
「そうだね。戻るか」
あたし達は、野外特設ステージのある方へ向かった。
野外特設ステージのある場所に行くと、すでに学園中の女子達が大勢集まっていた。
「…あ、あはは……すごいね、これは…」
莉緒が、目の前の光景を見て苦笑いをこぼす。
「………」
………宣伝係……
どんだけ宣伝したわけ……?
ちょっと、宣伝しすぎじゃない?
確かに、ついさっきまで出店回ってた時、なんか人少ないなーとは思ったけど。
あたし達の、クラス専用のテントには近づけないほど、周りには女子達が気持ち悪いくらいに群がっている。