ツンデレちゃん!!







するとボサヘアチャラメガネ(『音々軍団』同様、勝手に命名)は、いきなり「あっ‼」と大声を出した。





「……どうしたんですか」


「音々が待っているッ‼ ボクは行かなくてはっ、あの………約束の地にっ…‼」


「あーそうですかさよならー。」





めんどくさいでしかないボサヘアチャラメガネさんはさっさとご退場くださーい。



一刻も早く私の元から離れてくださいー。


お願いしまーす。






「また…っ、またどこかで会おうッ‼ ハナカワさ…」


「ハイさよーならーっ」





あたしはボサヘアチャラメガネの背中を昇降口方面にぐいぐいと押した。







…そして誰よ、ハナカワさんって。



あたしは、ハヤカワ、です!





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