ツンデレちゃん!!
「なななななななんでいるんじゃッ‼‼⁉」
「言葉がオッサン化してるけど大丈夫かこの女子高生」
なっ、なっ…………‼‼‼‼
だ、だだだだだだってあたしっ、この人に家の住所とか教えた記憶まっっっっったくない‼‼‼‼‼
なんで…っ、なんで知ってるの……ッ‼⁉
「ほらさっさと行くぞ」
「な……っ、な…っ⁉⁉⁉」
風間はあたしの手を握ると、スタスタと歩き始めた。
「かっ、風間っ‼」
「……なんだよ」
「なんであたしの家知ってるの⁉」
「…は? なに言ってんの?」
風間は冷たい目であたしを見下ろした。