誠の華‐此処にいる幸せ‐
『新郎新婦ご入場~』
そこは結婚式のような感じになっていた。
『新郎、土方歳三。やめるときも健やかなるときも新婦を守り、永遠の愛を誓いますか?』
「はい」
『新婦、土方音愛。貴方はやめるてきも健やかなるときも新郎を支え、永遠の愛を誓いますか?』
「はい」
『では、誓いの口づけを』
二人は優しくキスをかわす。
音愛は淡い桜色のドレス、歳三は白く桜のバッチがついたタキシードだった。
「ありがとうございます。皆さん」
「土方さん、音愛ちゃん幸せにしないと切っちゃいますよ?」
「総司の冗談は洒落になんないんだよ!」
「音愛。幸せにな。」
「平助くん……」
「音愛。もういこう」
「あッッ、はい」
結婚式をあげたのは土方の姉だけじゃなく幹部の皆が話し合った結果だった。