誠の華‐此処にいる幸せ‐


二人の子供はこの時、3歳になっていた。

「音愛。愛してる」

「私も……」

「お母さん、平助がいじめる」

「なんだと平助~っ」

「わぁぁあぁぁ。ごめんなさい~っ」

「でもな誠奏。愛しい人を守るために強くならないといけないんだ」

「はい」

「南桜は総司のために強くなる。」

「はっ?総司?」

「私総司好きだから強くなるの」

「僕のため?でも女の子は強くならなくていいよ。」

「総司にはうちの娘はやらないぞ」

「何か問題ある?」

「あるわ!!」





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