誠の華‐此処にいる幸せ‐


「なにぃ〜〜」

文にはこう書いていた。

『並ば迎えに来い。さすれば娘は渡しても良い。だが先方がたいそう気に入ったので先方と試合をしてもらう』


「局長。私がいってまいります」

「だが....」

「大丈夫です。剣とは書かれていません。」

「だがなぁ....」

「いってまいります」

「あぁ」




土方の胸騒ぎは的中した。

場所は丘で役人は来ないらしい....

そこには何人かの剣士がいた。

「斎藤さんッッ....」

「斎藤 一。こいつらと戦い勝ったらこの娘を渡そう。」

試合が始まった。

剣士は五人ですぐ倒したが、先方が残っていた。




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