誠の華‐此処にいる幸せ‐


町は何時も通り活気に溢れている。祇園祭祭りも近いし、凄い賑わいだ。


「ふぅ、暑いな。」

お使いも終わって和菓子屋にきていた。


「どれもおいしそぅ。……団子ください。」

「はい」


団子を受け取って、帰るとき。


「おい。そこのもの。新撰組と一緒にいたな。」

「……?」

「お前をつれていく。」

「……いやっ」

音愛は男につれていかれた。

ドスッッ―――――‐‐‐

「土方さ…………ん……」

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―‐‐‐‐‐

「音愛………?」

土方は嫌な予感がしていた。


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