誠の華‐此処にいる幸せ‐


音愛は倉庫の様なところにつれてこられた。


「私に…なに…か………?」

「なんちゃねぇよ。俺は高杉だ。色々新撰組の事を教えてもらうよ。」


「えっ…高杉……たかすぎしんさく?」

「そうだ。長州の主藩。高杉 晋作。悪いが洗いざらい話して貰うまで、帰さない。」

「どうして…‥?」


「幕府の犬を殺すためだ。あんな奴らがいるから改革が進まない。」


「新撰組の悪口やめて。沢山の人を殺してもなにを言われようとも自分の誠を失わず近い続ける。彼等は貴方より貴方たちより武士の志を持っている人たち。彼等が負けるわけがない。」


「洗いざらい話して貰うまでといったが気が変わった。俺の妻にする。」


「えっ……?いやッッ」


「嫌か?嫌がるのか。並ば新撰組は消さねばならぬな。まず始めに土方を切り殺して……「止めて。お願い」」

「もしかして土方に恋をしているのか?それは面白い」

(土方さんを好き?)

「今日は返してやる。が、明日の朝までだ。嫁にいくとでもいい、出てこい。じゃないと…解ってるな」


「はい…………」

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