誠の華‐此処にいる幸せ‐

「俺はお前が好きだ。愛している」

「土方さん…」

「答えは?」

「私もです。もう離れません」

「あぁ」

「土方さん…?」

「その土方さんって止めないか。俺は音愛っていってるのに俺もトシでいいよ」

「としさん…」

「なんだ?」

「助けに来てくれてありがとう」


――――――――――――――

―――――‐‐‐‐‐

―――‐‐‐

「新撰組か…」

高杉はひとり小道を歩いていた。


< 58 / 149 >

この作品をシェア

pagetop