誠の華‐此処にいる幸せ‐
「俺は死に場所を求めてきた。でもお前にあって守るものが増えて、傍で支えたいと思うようになった……」
「私は歴史を変えたりしてよかったのか不安だった。でも貴方の横で笑って居れて私は間違っていなかったと思えた。」
土方は音愛のお腹を撫でる
「だからぜってぇ死なない」
「死なれたら…私…生きていけません…」
雪が音を発てて崩れる。もうすぐ春だ。
「春になったら一緒に桜を見ましょう」
平成では狂い咲きの桜となっているが明治ではまだ春に咲く桜だった。