誠の華‐此処にいる幸せ‐


少しして大通りに出た。


大通りの和菓子屋についたとき、同い年の女の子にあった。


「こんにちわ。」

「こんにちわ」


「ここのお店の人ですか?」

「そうです。河野化華夜です。」


「私は土方音愛です。宜しく」


「エッ!?新撰組の土方さんの……ですか?」

「はい。そうです……?」

「原田さんに聞いたんです。原田さんって優しい方ですよね……」

華夜は顔を赤らめていった。

「もしかして原田さんのこと……?」

「原田さんには言わないで下さい」


「私達、良い友達になれそうですね。また今度うちに遊びに来て下さい。

「はい。ありがとうございます」

「では、さようなら。」



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