誠の華‐此処にいる幸せ‐


その夜。

南桜と誠奏が寝てからベランダで二人で話していた。

「原田さん、幸せそうでしたね。」

「俺らも幸せだろう?」

「はい。私、貴方と出逢って恋をして本当に幸せです」

「俺もだよ」

そうして優しくキスをした。

「愛してる」

「私も」

「お前は母親になっても変わらねぇなぁ…」

「としさんも、変わりませんね」

二人は他愛もない話をした。


< 97 / 149 >

この作品をシェア

pagetop