誠の華‐此処にいる幸せ‐
弾丸が土方の脇腹を通り抜けた。
「うっッッーー」
土方は膝から崩れ落ちた。
「いやぁぁぁああぁぁぁ」
それから二人は戦を離れ、桜の木の前に来ていた。
「としさん、死なないで。」
「まだ死なねぇよ」
「ッッーつ」
「少し眠いな… 」
そのままねむってしまった。
「土方さん……」
(あなたを助ける)
『汝の掟を表しこの身を捧げて愛しきものを助けよ』
音愛と土方は光に囲まれた。