妄想ガールの王子様
「わ……キレイな所……」
辺り一面のラベンダー畑に、抜けるような青空が映えていてわたしは写真の世界へ引きずり込まれる。
空には薄い雲がかかっていてそこから太陽の光が差し込んでいる森の写真。
どこまでも広がる草原に一本だけある大きな木……。
春田くんの写真はどれも風と光に満ちていて。
一枚一枚の写真が夏の力強さときらめきを感じさせた。
「ハル、これお前が撮ったのか?」
日野くんも魅せられように言う。
「うん。おやじのアドバイスを貰いながらだけどね」
辺り一面のラベンダー畑に、抜けるような青空が映えていてわたしは写真の世界へ引きずり込まれる。
空には薄い雲がかかっていてそこから太陽の光が差し込んでいる森の写真。
どこまでも広がる草原に一本だけある大きな木……。
春田くんの写真はどれも風と光に満ちていて。
一枚一枚の写真が夏の力強さときらめきを感じさせた。
「ハル、これお前が撮ったのか?」
日野くんも魅せられように言う。
「うん。おやじのアドバイスを貰いながらだけどね」