妄想ガールの王子様
「運命共同体……?」

「違うの!たまたまくじ運が悪くて……」

わたしは日野くんと一緒に草取りをしている事を説明する。

「何だそういう事か……
運命共同体っていうから何かと思ったよ」

春田くんは少し安心したように息をついた。

「あ、これってこの間の写真?」

わたしは一枚の写真を見つけて春田くんにそう聞いた。

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