妄想ガールの王子様
「アンディ王子はわたしの理想なんだよね~かっこ良くて優しくて……」

「俺みたいな?」

軽く冗談を言う日野くん。

「あははっ!」

わたしはそれに笑って答える。

男の子と話すのは苦手だけど。

日野くんは平気だ。それは彼の明るい雰囲気のおかげなのかも。
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