時代なんて関係ないッッ!!~新選組と人間不信の現代少女~
土方side

仲山の帰りがおせぇ。何かあったのだろうか?茶に悪戯を仕掛けてるにも遅過ぎる。もう、一刻はたってるぞ?ったく、何をしてるんだ・・・。

スパァァァァァァァアアアアアーーーーン

土「ぅうるせぇぇぇぇ!!!人の部屋入るときは声くらいかけろってなぁんかいいったらわかるんだぁぁぁぁッッ!!」

翔『なんで自分の部屋なのに声かけなきゃなんねーんだよ。』

土「なっ、、仲山?!おせぇーよ!!茶は?今までどこ行ってた?」

翔『あ。茶忘れた。』

土「茶はもういいわ。自分で行ったし。で、どこで何してた?」

翔『ぇっと、、茶淹れに行く途中で芹沢さんに会って部屋行って梅姉さんと喋ってた。』

土「芹沢さんの部屋いってたのか?何もなかったか?!」

翔『なんで?』

土「あの人は危ないからな。気をつけろよ!」

翔『はぁ?ふざけんな。どこがあぶねーんだよ。あの人はきっと、誰よりも壬生浪士組のこと考えてるよ!壬生浪士組のために自分のもの売り払ってお金つくったりしてんだ!そんなこと言うなんて、見損なったよ!!』



翔空side

ビックリした。自分が他人のことでこんなに怒るなんて。ここにきて自分の何かが変わり始めている。土方が何か言おうとしているが、無視して外にでた。


スパァァァァァァァアアアアアアーーーーーン
ピシャッッッッ!!!

怒りにまかせて障子を閉めるとスゴい音がしたが気にせず一人になれる場所を探して走った。
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