リサ

私の名前は、リサ

ヒソヒソ

「あの子暗いよね〜」
「わかる。」
「あんな子いなかったらいいのに」
「うんうん。」
クラスは、いつもこういう話ばっかり。

『そんな事言わないで！』


「はっ！？聞こえない」

「なんて、言ったの！？」
「ほら！もう1回言えよ！」
その女は、私の机の前にきて、私の含むを掴んだ。

ーグッ


『…』
「無視かよ」
「つまんねぇー」

そうよ、私は、どうせつまんない女よ…
無口で、あんまり喋らないし、ってか喋らないし…

だから、私は、いじめられるのよ！


私、宮崎リサは、高校1年でクラスは、b組みなんだけど、わたしが無口だから、いつもいじめにあいます。

「おい！人の話聞いてんのか！？」
「あ〜あ、霞がきれちゃった」
「もういいじゃんその子つまんないし」
「ハハハ」
「ちょっと霞！？大丈夫？」
「邪魔すんなよ凛」
「はぁー」
「ねぇーリサあんた皆になんて言われてるか、知ってる！？」


私は、皆が何を言っているか、なんとなく予想はつく。

私は、一様頭を横にふってみた。


きっと、霞は「皆望んでる。お前がいなくなったらいいのになって！」


当たりだ。

『…』

「クラスが恐いの？」

『…』

「答えろよ！」

『こわいよ』

「やっと、喋った。」

『すごくこわいよ！』

「うん？聞こえない」

『こわい！！』

「ハハハ」

クラスは、皆笑ってる。

なんで、わたしだけ嫌なおもいをしなくちゃいけないの？