彼の者、魔王と云ったそうな

しばらく縁の悲鳴が続いたという……




「で、さっきの気配はなんだったんだ」


「ひみつ~」

「……。」



本気で殺そうかと思った今日この頃。



「ああ、そういや道ちゃんの用事て何やったんかいな」


「ん、お前にいい知らせを持ってきてやったんだ」


「ええ知らせ?」



プロレス技(※当時にプロレスはありません)をかけられている縁に、かけている本人道吉は、とある知らせを紡ぐ。

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