また あした


美波を見送ったあと、学校のことを思い出した。

教室飛び出していったんだった。

先生、怒ってるだろうな。



「桐山?」


??


聞き覚えのある声がした。


「やっぱ桐山か」

後ろを振り向くと、そこにいたのは碧空 椿……?!

声をだしたくても、出ない。

どうしていいかわからず、ただうつむいた。



< 25 / 82 >

この作品をシェア

pagetop