また あした
あたしは、何が起きたのかわからず、顔を上にあげた。
ちょ、先輩…!?
ちか、、いよ。。
壁に押し倒され、先輩の顔がすぐ目の前にある。
「言えよ…」
体が震えている。
心臓がバクバクと、きこえてくる。
目線をしたに逸らすが、先輩が顔を除きこんでくる。
思わずギュッと目を瞑る。
「言うまでこうしてっから」
もう言うから、言うから退いてよ…。
こ、恐い。
恐くて声が出せないよ。
涙がこぼれ落ちる。
それに気づいたのか、先輩は「ごめん」と言って、離してくれた。