また あした





先輩の部屋。


広いな...。


ていうか何もない。

なさ過ぎて怖い。

ベッドと机と本棚。

いや、想像と全く違った。


なんか不良っぽいから、部屋が散らかってるのかと。


「座るとこねぇな」


フッと鼻で笑う先輩。

つられて苦笑してしまった。


「ベッドの上にでもすわってろ。何が飲みたい?」


「綾鷹!!」


「お、おおう」


ベッドはふかふかしてて、とても居心地がいい。

って、あ!しまった。

即答してしまった。


考えるふりとかするべきだった。

ていうか綾鷹あるんだね。



















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