また あした




「ん......くるし...い.......んん...」


すき間から必死に声を出した。


と、先輩は名残惜しそうに離してくれた。


でも、先輩はあたしにまたがったまま。


酸素切れのあたしはわざとに横を向いて酸素を取り込む。



少したって、落ち着いたところで先輩が言った。




「なんでそんなに悲しい顔してんだ?」























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