また あした




「なんも...ないって......」




「...?!」







美愛の声は震えていた。



美愛のこんな苦しそうな声、初めてきいた。



今にも泣きだしそうで、美愛のそんな顔見たくなくて。


耐えられず、俺は部屋を出ていった。





















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