夜空に甘い星が降る
「さてと。いつから仕事来られそう?」

「えっ?」

「あら、何を驚いてるの?合格よ!」

「…私でいいんですか?」

「女の子では、アナタ以上の子はもう来ないと思うわ。ワタシ勘もよく当たるのよ」

「でも、働くからにはしっかりやってもらうわよ。彼に見とれて仕事が疎かになる様なら、考えなければならなくなるわ」

「はい!!宜しくお願いします!!」


マスターに見送られ、弾み出しそうな足取りと共に、店を後にした。
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