私はずっとあなたを愛しています。【完】

☆結果的に…



海斗side






俺には、



一ノ瀬蒼空



というめっちゃ可愛い彼女がいる。




さっきは今日は何の日か知らないと言ったけど

本当は覚えている。




ただのくだらない、照れ隠しである。



「んん…かい…とぉ…はっ…」





段々イラついてくる声。


蒼空に素直になれない俺は、イラついてて



名前も知らない女のキスを受け入れていた。


他の女とキスしているのは、


蒼空を嫉妬させるため。



好きって言うのも俺からで、




キスするのも俺からで、




蒼空はそこらへんにいる女たちよりも可愛いから男にモテていて、


俺は嫉妬ばっかしているのに、


蒼空は呑気に男に笑顔で話し掛けていて、



ムカついてそこらへんにいる女たちと仲良くして、



蒼空を嫉妬させようとした。



なのに嫉妬しないで、


また呑気に男と話していた。



























< 24 / 35 >

この作品をシェア

pagetop