約束を。

ま、

 『しかたないかもね。あの容姿ずるぃし…』

  
 うん。これはほんとの本音。


 いくら聞いていたとはいえ、あそこまでのレベルとなると隣ののんきな親友と同レベルになる。


 つまり、とんでもない美少年。

 ここからだとスクリーンに映ってる分しか詳しくはわからないけど、

 
 漆黒の黒髪。  透き通るような青い目。 クールそうな雰囲気。


 どこから見ても美形。


 これで見ない方がおかしい。 

 
 しかもここからのこの距離でここまで思うのに、道とかの至近距離だったらすごいだろう…(みえるきれいさが)


 たぶんあっちが見てきた理由はこの子の美貌もだけど…


 あのこともあるかもね。 みとれてたのは確かだろうけど。


 ふふ。びっくりしたでしょねぇ。 

 まさかあんなところにいるとは思ってもみないはずだし。


 あの人の気持ちからすると…ねぇ。こんなにかわいくなってて…

 約八年ぶり。  写真と生は違うっていうし。


笑いたくなる衝動を必死に抑えながら、我が親友:風音と話を小声でしているた。

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