真夜中の足音(中編)
ピーンポーン
インタンホンが鳴った。
陽子の身体が、おもわずビクっと反応する。
カメラ付きのインタンホンなので、ドアの横にある液晶には自動的に玄関の映像が映し出される。
画面には、さっきの警察官が映っていた。
陽子は、ボタンを押して「はい」と、声を出す。
「夜分にすいません。西署の丸山です。先ほどのところに携帯電話が落ちてたので、もしかしたらと思い伺ったのですが」
丸山は、カメラに向けて携帯電話を見せようとするが、カメラの場所を間違えているようで、いまいち携帯電話はっきり見えない。
「すいません。ちょっとお待ち下さい」陽子は、返事をすると足を引きずりながら、自分の鞄の中をチェックする。確かに、携帯電話が見当たらなかった。
インタンホンが鳴った。
陽子の身体が、おもわずビクっと反応する。
カメラ付きのインタンホンなので、ドアの横にある液晶には自動的に玄関の映像が映し出される。
画面には、さっきの警察官が映っていた。
陽子は、ボタンを押して「はい」と、声を出す。
「夜分にすいません。西署の丸山です。先ほどのところに携帯電話が落ちてたので、もしかしたらと思い伺ったのですが」
丸山は、カメラに向けて携帯電話を見せようとするが、カメラの場所を間違えているようで、いまいち携帯電話はっきり見えない。
「すいません。ちょっとお待ち下さい」陽子は、返事をすると足を引きずりながら、自分の鞄の中をチェックする。確かに、携帯電話が見当たらなかった。